前向きな気持ちになるクレーンゲーム
クレーンゲーム(UFOキャッチチャー)をご存じですか?
ゲーセンやショッピングモールなどでも見かけるアレです。
ずいぶん久しぶりにやりました。
ゲーセン?
いえ、企業の玄関、入り口を入ってすぐの場所です。
インターフォンを鳴らして入ると、企業の玄関にクレーンゲームが置かれていました。
見ると、「前向きな気持ちになるクレーンゲーム」と書いてあります。
?????となりますよね。
その景品の中身が大変興味深いものだったので、担当者の方の言葉に甘えてトライしました。
ずいぶん久しぶりだったのでとれませんでしたが。笑)
それでも中身が気になったので、その企業の方に取ってもらいました。(さすが一発ゲットです)
カプセルをあけて中身を開いてみると、
「もし、今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定を私は本当にやりたいだろうか?」
と書かれた紙が出てきました。
痺れます。スティーブ・ジョブズの言葉です。
アップルの創業者のスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業祝賀スピーチで述べた有名な言葉です。
人生を左右する重大な決断に迫られたとき、この言葉を手がかりとして決断を下してきたそうです。
読書家の社長様は、本を読んで前向きな気持ちになれる言葉をメモして、
それをクレーンゲームのカプセルに封入しているのです。
リーディング・ファシリテーターとして、読書会を開催し、
自分も読書家として多読する身として、この会社の社長様のアイディアには脱帽しました。
ゲーム感覚で楽しみながら知らず知らずにポジティブな風土が形成される。
この企業を訪問した人との会話も生まれるし、笑顔も広がる。
ジェームス・W・ヤングによると
「アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせである」
ということですが、前向きな気持ちになるクレーンゲームがまさにそのアイディアを体現していました。
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