これからの正義の話をしよう
本日参加した読書会のテーマは「哲学」
参加者がそれぞれ哲学テーマをもとに選書をして本を持ち寄る読書会。
私が選んだ本は「これからの正義の話をしよう。今を生き延びるための哲学」です。
当初、この本は読みにくいと感じましたが、読み進めるうちに非常に興味深く、楽しんで読むことができました。
それは、私たちが日々直面する倫理的・道徳的な問題について考え、行動するためのヒントが得られたからです。
正義とは何か、どのようにして新しい行動を選択すべきか、
そして倫理的思考を通じて個人と社会がより良い選択をするための指針とは何かを探求する内容に魅了されました。
当初この本が読みにくいと感じたのは、これまで自分が読んでこなかったジャンルの本であったからです。
そのため、最初は読むのに時間がかかり、ハードグミを噛んでいるような感覚でした。
しかし、読書会での参加者との対話を通じて、その難解さを解きほぐす鍵を得ることができ、新しい視点から理解を深めることができました。
これこそが読書会の醍醐味だと思います。今回の経験を通じて、哲学というテーマを自分の新たなジャンルのひとつに加えるきっかけを得ました。
目次
第1章 正しいことをする
第2章 最大幸福原理―功利主義
第3章 私は私のものか?―リバタリアニズム(自由至上主義)
第4章 雇われ助っ人―市場と倫理
第5章 重要なのは動機―イマヌエル・カント
第6章 平等をめぐる議論―ジョン・ロールズ
第7章 アフォーマティブ・アクションをめぐる論争
第8章 誰が何に値するか?―アリストテレス
第9章 たがいに負うものは何か?―忠誠のジレンマ
第10章 正義と共通善
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